板張りの妙。
ダイニングスペースには、床と同素材のオーク材を張りました。同じオーク材ですが、床とは幅、色味を変えた材で施工しています。床の養生が外れて、同時に見るのが楽しみです。トイレにはエイジング加工したシダーを張り、シックで重厚感のある雰囲気に。本物の板材を張ると、なんともかっこいいです。もちろん費用は掛かりますが、それ以上の良さを感じられます。長い時間を過ごす空間なので、素材にはぜひこだわっていただきたいです。
今回は、吹き付け断熱+外張り断熱のダブル断熱で施工しています。この断熱材はEPSと言って、透湿性があり、通気層を設けなくても通気してくれる優れものです。日本では通気層を設ける工法が一般的ですが、世界トップクラスの断熱性能を誇るドイツでは、外断熱が主流になっているようです。
「Timeless」は建物規模が大きなプロジェクトですが、現場での打ち合わせにご夫婦がお時間を割いてくださり、微調整ができるので順調です。
引き続き、最高にクールな住まいを目指して進めたいと思います。