[Simple Black] 建物の構造部分をつくる

[Simple Black]の構造部分を粛々と進めています。

建て方で、建物の土台、柱、梁を組んでいくのですが、40坪前後の建物なら、1日で上棟します。
上棟した後、耐力壁となる面材を建物の外周部に張っていきます。
住宅会社によっては、筋かいで耐力壁とするところも多いのですが、Kibacoでは耐震性と、気密性の両立をするために、外周部をすべて面材で施工しています。もちろん、筋かいで施工したほうが価格は抑えられます。それでも、面材にしているのは、安心して住んでいただきたいという想いがあるからです。

構造も、金物工法で施工しています。詳細は、以前のブログ「地震に強い家。耐震性について」に書いてありますので、ぜひ読んでみてください。

デザインという言葉を聞くと、多くの方は見た目のカッコよさや素材感などを想像すると思いますが、Kibacoではデザインという言葉の定義をもっと広義なものとして捉えています。

建物の強さ(耐震性)、住みやすさ(断熱性能)、使いやすさ(間取り・動線)もデザインだと考えています。フェラーリやポルシェは見た目のカッコよさだけで愛されている訳ではありません。その性能の良さも、かっこいい!と評価されているから愛されているのだと思います。Kibacoの建物も、見た目のカッコよさだけでなく、性能の良さもかっこいい!と思っていただきたいと考えています。

もちろん、まだまだ改善できることはたくさんあると思います。どこまでいっても完璧なんて有り得ません。コストとパフォーマンスの両立を考えながら、ベストバランスの建物をご提案できるよう、日々勉強しながら、取り組んでいきたいと思います。

2021.12.13