20%
これは、世界で起きるマグニチュード6.0以上の大地震の日本で発生している割合です。
(防災白書 平成20年度版より)
つまり大地震の5回に1回は日本で発生しているのです。
これが地震大国 日本と言われる理由です。
1995年の阪神大震災では、10万棟を超える建物が倒壊しました。
2011年には東日本大震災が発生し、津波で甚大な被害が出ました。
そんな地震大国日本で住宅を建築するうえで
地震に強い家にすることは、命や財産を守るためにも、
不可欠な要素です。
地震に強い家ってどんな家?
建築基準法で定められている耐震性は、
「数百年に一度発生する地震(震度6強~7程度)に対して倒壊、崩壊しない程度」
「数十年に一度発生する地震(震度5強程度)に対して損傷しない程度」
と定義されています。
では、耐震性は具体的にどうやって上げるのか?
木造住宅の場合は、耐震性=剛性を高くする、
つまり、建物を固くすることで
耐震性をあげる方法が一般的です。
住宅の建築現場で、柱と柱の間に斜めに入った部材(筋かい)を
見たことがあると思います。
または、建物の周りを板(構造用合板)で囲っている建物があります。
この筋かいや構造用合板を耐力壁(たいりょくへき)というのですが、
これらで建物を固くして、耐震性を上げています。
耐力壁(筋かい)が多いと、本当に建物って固くなるの?強くなるの?
と疑問に思う方もいらっしゃると思いますので、
こちらのページをご確認ください。
その違いを分かりやすく解説しています。
Kibacoでは、建物の強さもデザインだと考えています。
美しいデザインは強さも兼ねそろえていなければ意味がありません。
もちろんコストはかかりますが、大地震時に人命を守るために、妥協しない取り組みをします。
Kibacoの家は、構造計算に基づく耐震性を備えた丈夫な家。
木造住宅で行う簡易的な計算(壁量計算)ではなく、
より正確で詳細に検討のできる構造計算(許容応力度計算)を
行うことで、安全性の高い構造を実現しています。
柱と梁の接合部に金物を使った金物工法を採用しており、強固な造りとなります。
建物外壁には、すべて耐力面材を貼り、建物全体を固めて強くします。
基礎も鉄筋がしっかり入ったベタ基礎を採用。
さらに、Kibacoでは全棟制振装置を標準装備しています。
地震の揺れ自体を軽減して、建物への損傷を少なくします。
次回は、「 免震・制震・耐震の違い」を紹介したいと思います。
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