無垢の床張りを進めています。一般的な住宅で使用される複合フローリングは1枚の大きさが303×1820mmなのに対し、無垢のフローリング材1枚の大きさは90mm×1820mmや120mm×1820mmという大きさとなります。同じ長さで幅が約1/3となり、同じ面積を張ろうとすると約3倍のフローリングを張る必要があります。単純に3倍の手間がかかるのです。無垢フローリングは、1枚1枚の表情が異なり、張ったあとの雰囲気が抜群のいいのですが、一方で大工さんの手間が非常にかかる部材でもあります。Kibacoでは、基本的に無垢フローリングを採用しているのですが、それは手間をかけただけの良さがあるからです。シンプルでカッコいいデザインを作るには、こうした見えない手間をかけて出来上がるものだと思います。他にも見えない手間をたくさんかけて作り上げています。Kibacoの考えを組んで、根気よく作業してくれている職人に本当に感謝です。これからも職人さんと協力して、かっこいい家を作り上げていきたいと思います。