[STUDIO] 内装(クロス)工事が始まりました。

木工事が終わり、内装工事が始まりました。内装工事とは、クロス(壁紙)を張る工事です。一般的な木造住宅では、クロスの下地として石膏ボードを使用しています。石膏モードは、それぞれの角が面取りされていて(角が取られて)います。それぞれのジョイント部分をパテ埋めといって、専用のパテ材をつかって下地の不陸調整や石膏ボードの繋ぎ目の段差を平滑にするために行います。石膏ボードの繋ぎ目などをパテ埋めして、乾いた後にヤスリで平らにしていく作業になります。内装工事はこのパテ処理が肝です。非常に地味で根気のいる作業なのですが、ここでクロスを張った後の仕上がりが変わってきます。Kibacoで内装工事をしてくださる職人さんは、いつも丁寧に仕上げてくれています。また、吹き抜けの多いKibacoの建物では、ひび割れの出やすい吹き抜け部分の繋ぎ目も特殊な方法で仕上げてひび割れが出にくい処理をおこなっています。手間も費用も掛かる工程ですが、見えない下地の作業を丁寧にすることでいい仕上がりになるので、妥協せずに取り組んでいます。

大きな開口部から降り注ぐ光で、照明をつけていなくても明るいのですが、これからクロスを仕上げていくことで、壁が白くなり、さらに明るくなっていきます。クロス施工後の仕上がりが待ち遠しいですね。工程も後半に入りましたので、より注意して進めていきたいと思います。

2024.03.05