注)外観写真がうまく取れなかったので、TOTOさんの画像をお借りしてます。
福岡出張でTOTOミュージアムに行ってきました。
普段お世話になっている設備建材商社のフジコーさんとTOTOさんの
ご厚意で今回の見学ツアーに参加させていただきました。
みなさんもよくご存じのTOTO。
トイレでよく見かけますね。
日本で初めて陶器のトイレを作った会社です。
実際にトイレを作っている工場と
TOTOミュージアムを見学させていただいたのですが
工場内は写真撮影禁止ということでしたので
写真がありません。
工場で作る製品には一切の妥協がなく
厳しい基準をクリアして製品化されます。
TOTOの理念の1つである「良品と均質」の精神が
隅々まで脈づいていました。
TOTOミュージアムでは、
現在のトイレができるまでの歴史や
実際に使われていた昔のトイレなどが展示してあり
懐かしい形のものなどがあって、意外と楽しめました。
こちらは、TOTO第1号の洋便器です。
海外製のものを参考に作っているので、現在のトイレより少し座面が高くなっています。
TOTOのマークも現在のものとは違って、ショッカーのマークに似てますね。
こちらは、国会議事堂にも納められていたトイレです。
昔のトイレは、便器が陶器で作られ、便座の部分は木製だったそうです。
逆に、レトロでカッコいいですね。
リメイクすれば売れそうです。
こちらは、歴代のウォシュレット。
いまでこそ当たり前ですが、
開発した当初は、お尻を洗うという文化がなく
なかなか普及しなかったようです。
ちなみに、ウォシュレット(WASHLET)は
お尻を洗おうの合言葉「LET’S WASH」を
反対にして組み合わせた造語だそうです。
おまけです。
ウォシュレット普及のキャンペーンで実際に走らせたバイク。
実際に走行していたようで、時速80kmくらい出てたそうです。
今日の衛生的なトイレが普及した背景には
利益追求ではなく、日本の暮らしを変えたいという
TOTOの精神があったからこその結果です。
私もかっこよくて、安心して快適に暮らせる家づくりを
1人でも多くのひとに届けたいと改めて感じました。