「大角豆の家」 基礎着工

「大角豆の家」基礎工事がはじまりました。
鉄筋が規則正しく配置されている様子はかっこいいですね。
これがかっこいいと思えるようになったら、
かなりの建築オタクですが。

今回は長期優良住宅対応の建物です。
基礎の配筋もかなりしっかりしてますね。
通常の木造住宅では使わないD16の鉄筋も使われてます。
一般の木造住宅ではD10 やD13が使われます。
数字の部分が鉄筋の太さですね。

単純に、太い鉄筋をたくさん使えばいいという訳ではありません。
きちんと構造計算をして、荷重がかかる箇所を丈夫にするために
適切に鉄筋を配置することが大切なんです。
構造計算をすると、たまにD10×3本となったりするのですが
これだと鉄筋の間にコンクリートが入らず空洞部分ができてしまい
強度がかえって落ちてしまう場合もあるので
D16×1本となるようにする工夫をします。

無駄にコストをかけずに、
かつ丈夫で安全な設計をするのが大切です。
Kibacoでは、構造専門の一級建築士が構造計算を全棟行っています。
(木造住宅は通常、簡易的な壁量計算のみをして施工することが多いです)
強固な構造設計にもこだわるのが、Kibacoのこだわりです。

2019.08.20