［Timeless］の木工事も中盤を迎え、大工さんと現場で細かい納まりの確認をしました。
日頃から現場監督が大工さんと打ち合わせをしながら進めるのですが、仕上がりに大きく影響する部分や、新しく取り組む施工などは、現場で確認するようにしています。
「神は細部に宿る -God is in the detail-」とは、近代建築の巨匠ミース・ファン・デル・ローエの言葉ですが、まさにその通りです。細かい部分のこだわりの集大成が１つのすてきな建築物になるのだと思います。もちろん、住宅建築には、時間や費用の制限もあり、すべてに取り組むことは現実的ではありません。これらを踏まえて、仕上がりや全体の雰囲気に影響する部分を重点的におさえていきます。メリハリをつけて取り組むことで、コスパの高い、こだわりの住まいを実現できます。出来上がったときに、誰も気づかないような部分にこだわっていることもありますが、逆に言えば、違和感のない納まりになっているということです。違和感のある場所は、目についてしまいますからね。
いよいよ床張り、天井板張り。
仕上がりが楽しみです。
