「サーファーズハウス」の断熱工事が完了しました。
Kibacoでは、現場発泡硬質ウレタンのアクアフォームを標準採用しています。
「断熱材は何がいいのか?」
答えは1つではありません。
住宅の断熱には、グラスウールやセルロースファイバーなど
色々な断熱方法があります。
さらに、充填断熱や外張り断熱などの工法の違いもあります。
なぜ、アクアフォームを採用しているかというと、
気密性が高くなるからです。
耐震性確保のために、外壁には面材(耐力壁)をすべて張っています。
これだけでも、気密性は高くなるのですが、
そこに吹付の断熱材をすることで、
隙間を無くし、さらに気密性が高くなります。
断熱というと、断熱材の性能や厚みに意識がいきがちですが、
大切なのは、気密性です。
想像してみてください。
どんなにあったかいダウンジャケットも、
お腹のところに穴が空いていたら
冷たい空気が入ってきて寒いですよね。
それと同じです。
各住宅メーカーや工務店で、
色々な断熱方法を採用していて、
そのメリットや、他社のデメリットを説明してくれますが
何を選んでも、メリットとデメリットはあるということです。
そして、デメリットという部分についても、
他の断熱材とある特定の部分だけを比べて
優劣を話しているだけです。
価格、性能、施工品質などを総合的に考える必要があります。
車に例えると、
ワンボックスの車は、プリウスなどと比べて燃費が悪いから
プリウスにしましょうと言われているようなものです。
荷物をたくさん積みたい、大人数で出かけるために使いたいという
目的が前提としてあるならば、同じ収納力のある
ワンボックスカーで燃費を比較しないと意味がありません。
何を重要視しているのかで、
選択する断熱材も変わってきます。
ネットや知人から得た、部分的な意見よりも、
経験のあるプロからの意見を信じてみてはいかがでしょうか?
Kibacoではお客様のリクエストに応じて、
色々な断熱材に対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
それぞれのメリット、デメリット、価格などを含めてご説明いたします。
●アクアフォームの動画