[SPEAKEASY] 泡泡の断熱材

断熱材の施工が完了しました。泡の断熱材です。現場で液体と吹き付けると、その場でモコモコと膨らんでいきます。実際に施工しているところを見ると、結構面白いです。柱と梁、合板などの間に吹き付けるのですが、膨らんでいくことで隙間がなくなり、気密性も同時に満たしてくれる優れものです。住まいを暖かくするには、窓、断熱材、気密性が重要です。最近は、窓や断熱材の性能も上がっているので、断熱性能を高めることは、比較的容易にできるようになりました。2025年4月に改正される建築基準法では、すべての建物で省エネ基準への適合が義務化されますが、この要件を満たすのは、それほど難しくありません。快適に生活するには、より高い断熱性と気密性が必要となります。断熱性能は義務化されますが、気密性能は建築基準法で定められている訳ではありませんので、各住宅会社の努力目標的な取り組みになっています。Kibacoでは、気密測定を実施しているのですが、平均でC値0.5㎠/㎡を実現しています。C値とは、住宅全体の総隙間面積を床面積で除した数値で、低い数値の方がより高い性能を表しています。ちなみに、C値0.50.5㎠/㎡とは、30坪の住宅にハガキ0.3枚分くらいの大きさの穴が空いている状態です。断熱性能をいくら高めても、隙間が多くては快適な空間を実現できません。Kibacoでは、断熱性能もデザインしています。断熱性能の高い、快適な住まいをご提案します。

2025.03.03