木工事序盤です。市街地の丘の上にあるのですが、リビングからの景色が素敵ですね。市街地とは想えないゆったりとした雰囲気です。プランを検討するときに一番大切にしていることは、配置です。建築予定地のどこに、どんな形の建物を配置するのか。窓の大きさは、高さは、まどから見える方向に何があるのが。更に、窓の配置は外観から見てデザインを崩していないか。耐震性、断熱性は確保できているか。そのうえで、ご要望の間取りを満たしているか。平面だけを考えて作られたプランは、立体になったときに窓の配置がバラバラだったり、窓から見える景色が悪かったりと問題が出てきます。大切なのは、デザインをよくするだけでなく、性能も満たしつつ、要望を満たす平面にすることです。さらに、窓から見える景色まで考慮して、良いプランになります。一面的な側面で考えるのではなく、多面的に考えプランを作ることが重要です。
