[Masion]の木工事の前半が終わり、断熱工事も完了しました。断熱工事が終わると、室内環境がガラッと変わります。まだ工事中の建物ですが、日中の日当たりのよい時間帯は室内が暖かくなります。
Kibacoでは、特に指定がない場合は現場発泡ウレタンフォームを採用しています。理由は単純に、気密性の高い建物が比較的安価に実現できるからです。住宅にはいろいろな断熱方法がります。グラスウール。現場発泡ウレタン、セルロースファイバー、硬質ウレタンフォーム・・・断熱の種類だけでも多種多様にあります。さらに、施工方法も充填断熱、外断熱などもあります。それぞれのメリット、デメリットをみると、どれが一番いいのか迷ってしまいますね。当たり前なのですが、ネットの情報を見ていると、どうしても正解を探してしまいがちです。何を求めるかで正解の断熱方法は変わってきます。つまり、すべての人にとって同じ答えはないということです。迷ったときは、自分で直接話をして、信用できるプロに相談してください。誰が書いたか分からないネットの情報ではなく信用のおける住宅会社を探すことが、正解への近道です。
Kibacoでは、メーカーのしがらみや営業的なメリットを考えて断熱材を勧めることは絶対にしません。求める性能に応じて、適切にご提案させていただいております。耐震性能についても同じです。お金をかければ、よりよい性能にするのは簡単ですが、大事なことは「価格と性能のバランス」です。過剰な耐震、断熱は、結果的に予算を超える建物になり、返済の厳しい生活につながります。「価格と性能のバランス」を意識して選択することをお勧めします。