[ひだまりの家] 光の取り入れかた。

外壁の塗り壁工事が終わり、足場も外れました。きれいなグレーの塗り壁で覆われた素敵な外観が現れました。見る面によって、雰囲気が変わるデザインになっています。玄関上部分の厚みに悩みましたが、ばっちりのバランスですね。

室内は、クロス工事が終わり部屋の雰囲気が見えてきました。全体的に落ち着きのある色味で揃えたリビングは、カフェのような空間になりそうです。間取りを考える際に、一番気を付けていることは、どの場所にいても、明るく感じる空間にすることです。朝、目が覚めた時、廊下に出たとき、リビングに向かう階段、朝食をとるダイニング・・・どこで過ごしても、適度に明るいと感じられるのが快適な空間です。さらに言えば、直射日光ではなく、間接的に日光を取り入れられるようにしています。明るい家=直射日光が燦燦と降り注ぐ家というイメージがあると思いますが、実は間接光を取り入れることが大切なんです。直射日光は、部分的に高温になったり、まぶしかったりしてカーテンやブラインドをすることになり、結果的に閉鎖的な空間になってしまいます。むしろ、直射日光は入りにくい間取りにすることで、間接的に室内を明るくすることで、ブラインドをせずに快適に過ごせることができ、開放的な室内を作ることができると考えます。

2023.09.05