ボード張りも終盤に近付き、現場で大工さんと詳細の納まりを確認しました。納まりとは、各部材の交わる部分の仕上げ方です。一般的な建築会社では、標準納まりが決まっていて、建物が変わっても、同じ仕上げ方をしていることが多いです。その方が施工時間も短縮できる上に、大工さんが変わっても、同じ資料を使えるので説明がしやすいなどのメリットがあるからです。しかし、Kibacoでは、それぞれの建物で納まりも変えています。その為、現場で細かく打合せをして納まりを決めるようにしています。もちろん手間もかかるうえに、コストも工期もかかります。工期やコストがかかる部分は、もちろんKibacoで負担して対応しています。そこまで手間暇かけて仕上げている理由は、単純にかっこよくしたいからです。現場に行くと、いろいろな発見があり、決めていた納まりよりもよい方法が思いつくこともあります。細かいこだわりの積み重ねが、かっこいい家にするための唯一の方法だと思います。今回も、大工さんと一緒に考えて、いいアイデアが生まれました。きっと、ご夫婦にも喜んでもらえると思います!